Mercedes-Benz BクラスW171 冷却水(LLC)漏れ ウォーターポンプ交換
ご利用ありがとうございます。
今回はMercedesBenzBクラスの冷却水漏れ修理です。
お客様よりご連絡をいただき、冷却水不足の警告灯が点灯するとのことでご来店いただきました。
点検してみると・・・
↓エンジン前側のタービン下あたり、ウォーターポンプからのLLCもれが目視で確認できました。 画像ではわかりずらいですが水気があります。
【ウォーターポンプとは】
↓参考資料の図にもあるように
冷却水にはいろいろな役割があります。エンジンにより温められた冷却水はオーバーヒートしないようラジエーターに巡り、冷やされたのちエンジンに戻し循環しています。
またこれらの適温に暖められた冷却水は室内のヒーターコアへ送られ、その熱を利用し暖房が出るシステムとなっています。この冷却水(LLC・クーラーント)の循環の動力となっているのがウォーターポンプです。
↑マニホールド、タービンなどいろいろと部品の取り外しが必要でした。
やっとウォーターポンプを取り外すことができました。
本体は冷却水漏れあとで水気と乾いた後の粉状のものがくっついています。
↓新品のウォーターポンプとの比較です。
冷却水不足で走り続けると、オーターヒートに陥りエンジンにダメージを与えてしまいます。その前に修理することが何よりです。
人の体も車も早期発見、早期解決です。
クルマは人と違い言葉が話せない代わりに、エラーメッセージや警告灯、異音や匂いなどで知らせてくれます。
↓くみ上げてしまう前にタービン部の冷却水パイプにも怪しい部分を発見しました。
このような部品は取り外したついでに同時交換をしていきます。(Oリングパッキン)
タービンも冷却のためLLCが循環しています。
最後に試乗点検し、冷却水が全体にぬくもり、圧力がかかったときにその他にも気になる部分がないかも再点検し、エアーを抜き完了いたしました。
国産車・輸入車のチェックランプなどでお困りの際はオートスペースエムへ是非ご相談ください