ディーゼル車 クリーンディーゼル煤(すす)だまり問題 エンジンチェックランプ
ご利用ありがとうございます。
今回は当社でもいままでに何度とご入庫いただいたディーゼル車の煤トラブルの様子をすこしご紹介させていただきます。
↓チェックランプ点灯にてご入庫いただき状況が確認されることがあります。
チェックランプの内容をもとに診断をすすめると煤のたまりがあるのが確認できます。
↑こちらはBMWの車両でしたので純正ISTAで点検を勧めていった結果です。
吸気系統を目視で確認の指示が出てきます・・・・
↓吸気系統をバラシていくと空気の吸入通路がびっしり煤が蓄積されているのが確認できました。クリーンディーゼル車でのこの手のトラブルは輸入車に限らず、国産車でも確認されたことが多々あります。
↑こちらは別の車両でメルセデスベンツになります。
やはり煤が結構溜まっていました・・・・オーナー様が見るとショックを受けられることが多いですね。
↓修理方法としては通路を徹底的に清掃したり、場合によっては交換部品が出る場合などもございます。
特にDPFといって排気系統の微粒子フィルターがつまりを起こすと最悪本体交換で部品代だけでも50万ほどする場合もあるため気を付けたい部分です。
DPFが詰まる原因としてはチョイ乗りの方が多いようです。
長く乗ることにより温まりDPFを再生させるのですが、距離が短いと再生させずにエンジンを切ってしまうなどの繰り返しで煤を焼き切れず(再生できず)に蓄積されることもあります。
とこの煤が諸悪の根源として
吸気系統・・・・通路を塞ぎエンジントラブルを引き起こす
排気系統・・・・DPFを詰まらせてエンジン不調やエンストを引き起こす
ということがあります。
↑吸気系統の部品はこのように清掃が出来る部品もありますので気になられる方は是非オートスペースエムへご連絡ください。
ではどのような乗り方をすればよいかというと、できるだけ長い距離を乗ることをふやしたり、添加剤などのケミカルを利用したりなどあります。
当社では対策用でワコーズの添加剤を在庫していますのでいつでもご利用ください。
間違っても車両に合っていないオイルを使用することは一番いけないことですのでオイルの種類に関しても専用のものをご使用ください。