設備紹介

門型リフト（2機）

門型リフトはビシャモン製・アルティア製の2種類を設置しています。最大能力3.7tと重量が大きいので、ベンツのゲレンデなども余裕をもってリフトアップでき、リフティングポイントのアタッチメントも豊富なので、様々なお車に対応します。横幅もワイドタイプで、車両のドアの開け閉めをする際もドア干渉を気にせずに作業ができます。門の形をしているおかげでフラットなため、車両の進入時に乗り越えるものがなく、車高が低い車両にも対応します。主に長時間の作業や点検に使用するオールマイティーに活躍するリフトです。

アライメントマルチリフト

ドライブオン（タイヤごとリフトアップ）式のアライメントリフトです。フロント部ターニングラジアスゲージ・リア（タイヤの実舵角の計測を行う角度計）にスリッププレートが設置してあるため、車両を平滑に保ち、迅速且つ適格なアライメントの測定に定評のあるリフトです。ドライブオンでリフトアップしながらアライメントデーターを見つつ、同時に調整作業も可能としますので、アライメント調整もスムーズに実施できます。また、プレートにカバーを取り付ければ通常のリフトとしても使用でき、上段リフトを使用すればタイヤ自体を浮かせることもできるオールラウンダーのリフトです。主にアライメント・エーミング・小作業・オイル交換などに使用します。

パンタリフト

小型点検リフトとして使用しています。リフトポイントをフラットにできるため、普通乗用車のような車高の低い車は簡単にリフトアップすることができます。大きな支柱がないので作業によってはかなり効率の良い作業ができます。主にオイル交換・点検・小作業・ドア開閉状態作業などで使用します。

スピード・ブレーキマルチテスター

トリニティーテスターはサイドスリップ・スピード・ブレーキの複合テスターです。この項目は、車検整備・点検において保安基準に適合するか確認及び調整するための必須項目となりますので、軸重3.6tと能力と精度の高いものを選びました。車検以外にも足回りのカスタマイズ、ブレーキの整備などを施した場合に確認するためにも使用します。

ヘッドライトテスター

国土交通省の定める自動車検査用器具の技術基準・審査基準に適合した高性能のヘッドライトテスターです。ヘッドライトは近年進化を続けています。車検時の検査基準も、以前はハイビーム検査でしたが、現在はロービーム検査に変更となっています。HIDやLEDの進化により、対応したヘッドライトテスターでないと正確に計測することができません。CCDカメラにより画像処理された情報をもとに、光軸・光量などを車検時に的確に測定・調整いたします。また夜暗くて走りづらいと思われるお客様は、現在のヘッドライトの光量や向きがどのような状態なのかテストすることも可能ですのでお気軽にお問い合わせください。

ホイールアライメント・
ADASキャリブレーション

車両安定走行に不可欠なアライメント測定・調整。現代の自動車整備において急務とされているエーミング（先進運転支援システムの点検・校正）。オートスペースエムではその双方の作業を同時に可能とするオーテル社製の設備を導入しています。4輪アライメント調整はもちろんのこと、エーミング作業もこれ一つで可能とします。輸入車整備に定評のあるオーテル製ですのでもちろん輸入車にも幅広く対応いたします。アライメントの設備とエーミングの設備がある整備工場様は少しずつ増えてきていますが、こちらの製品以外のもので両方の作業をする場合、アライメントに機材を設置し点検・調整、完了後エーミング作業用に機材を入れ替えなくてはいけません。エーミングを高度な次元で調整する場合、前提として4輪アライメントを調整することを推奨しています。

4輪アライメントテスターとしても、6つの高解像度のカメラにより高精度光学測定を実現し、リアルタイムで数値化することができますので、数値を目で確認しながらmm単位での調整が可能となります。エーミング作業もこちらの機械で作業します。セッティング自体はアライメント測定時と同じ手順なので、一度設置すればどちらも測定できます。エーミングにはメーカーごとに定められたターゲットが必要です。そのターゲットも国産車・輸入車ともに幅広く網羅しております。作業レポート・数値データなども出力可能です。

ブレーキローター研磨機

ブレーキディスクローターの研磨機です。ローターの歪み、段などを取り除き、高い精度でディスク面を素早く平面に研磨します。信頼性の高い日本製ですので安心です。国産車・輸入車に対応しスリットローター・ドリルド（穴あき）ローターにも使用できます。一度に約0.2mmの研磨ときめ細かな精度で、ブレーキメンテナンスの安心とコストダウンを実現します。

ACメンテナンス・フロンガス回収機

フロンガス回収機はイタリア製TEXAを使用しています。フロンガスは大気開放できないため整備するには必ず回収機を必要とします。また大気開放したガスは再使用できないため、整備後に再補充する際にきわめて少ないガスの補充で済み、効率が良いです。この回収機は、フロンガスを回収するだけでなくフロンガスのクリーニング・ガス中の水分・ゴミの除去から真空引きなどのエアコンの修理・メンテナンスに必要な機能も備えており、新しいガスのタイプ1237yfにも対応します。見やすいタッチパネルディスプレーを搭載し、作業レポートも印刷してくれる優れものです。これからの時代、環境問題に取り組む整備に必須のものとなります。