Mercedes-Benz　CClass　CクラスW205　エアサスベローズ交換コンプレッサー

ご利用ありがとうございます。
今回はベンツCクラス（W205）のエアサストラブルの様子です。
お客様よりエアサスが動かなくなったとのことでご連絡をいただき入庫いたしました。

↓確認すると、エアサスのコンプレッサーが全く動いていません・・・
この手である事例が、エアーがどこからか抜けて、エアー圧を保とうとコンプレッサーが動き続けて焼き付き壊れてしまうということがあります。
診断した結果、まずエアサスは壊れているのは間違いなく動作させてからぬけがないかの確認をさせていただく作業内容とさせていただきました。

↑コンプレッサー交換時に同時にバルブブロックを交換推奨させていただきこちらも併せて作業します。コンプレッサー自体が下回りのフロント側にありその近くにバルブブロックもあります。バンパーを取り外してからの作業となります。
（バルブブロックは、エアーを実際にサスペンションへ割り振っている部分で、各サスペンションにホースを伝いエアーが送り込まれます。このバルブブロックが悪くなると一か所の動きが悪くなったりなどの不具合になる場合もあります）

コンプレッサー交換後サスが上がり状態が回復しました・・・がエアーが漏れていた原因がまだ解決できていなければ完了となりません・・・
サスペンションが車高を保持できるか見てみたところ・・・残念ながら微妙に、リアが下がる状況が確認できました。
エアサス（ベローズ）を取外し水につけてみました。すると・・・少しずつエアーが抜けていることが確認できました。（ほぼ見えなくあきらめかけていました・・・）

最後にエアサス（ベローズ）本体を交換させていただき、キャリブレーションし作業完了となりました。今回はエアサス・コンプレッサー・バルブブロックと修理代がかかってしまいましたがありがとうございました。
無事、エアサスももとの健康な状態へと復帰することができました。
事例の写真をもっと取っておけばよかったですがわかりずらいとこもありすみません・・・エアサスのトラブル、車高などの異変に気付かれましたらコンプレッサーの焼き付きなどの二次被害が出る前に是非オートスペースエムへご相談ください。
ありがとうございました。（もちろんコンプレッサー単体の故障事例もあります）