BMW3シリーズ 1年点検 故障診断 ラムダセンサー・サーモスタット交換作業
ご利用ありがとうございます。今回はBMW3シリーズの1年点検及びラムダセンサー交換、サーモスタット交換の様子をお届けいたします。
1年点検は道路運送車両法で定められている大切な点検です(種別ごとに点検間隔が異なりますが車検が2年間隔の一般車は1年です)点検が義務付けられているだけでなく車両の異常を察知したり、メンテナンスを実施するためにも必ず受けられてください^^
以前、車両診断をさせていただいたときにラムダセンサーとサーモスタットの不具合を確認させていただいておりましたので今回は両部品の交換も点検と合わせさせていただきます。
ラムダセンサー(O2センサー)はエンジン内で燃焼した排気ガス中の酸素濃度を計測するものです。なぜそのような事計測するのかというと、エンジンコンピュータは最適なパワーと燃費を両立するために燃料の噴射量を常に監視しています。いまどのくらいの空気を取り込んでどのくらいの燃料を噴射する・・・という具合です 空気と燃料は適したバランスで配合する必要があります(理論空燃比)。 ラムダセンサーは排気ガス中の酸素濃度がどの様な状態かを測定しエンジンコンピュータに知らせます。コンピュータは受け取った信号をもとにもう少し濃くする・薄くするなどの補正をおこないます。 車はこの測定により、できる限りリスクを冒さず燃料を薄く噴射するようプログラムされているはずです。 噴射量が少なくなれば燃費が良くなり環境にも、ユーザーにとっても喜ばしいことですからね。
続いてサーモスタットの交換です。サーモスタットはどの車両にも冷却水の通路に設置され冷却水をラジエータまで通し冷却水を冷やすのか、通さずにエンジン内で循環させるかを制御するダムみたいな役割を果たしています。 何故、このようなシステムが必要かというとエンジンには最適な温度というものがあります。 皆さんのイメージ、エンジンは高温(オーバーヒート)になるといけないイメージはあると思いますが、実は適度な温度に温まらない(オーバークール)もよくありません。(暖房もでませんしね^^)そのためある一定の温度を保てるよう温度が上がるまでは関を止め、冷却したいときは関を開けラジエータで冷却水を冷やします。温度の下がった冷却水がエンジンを循環しエンジンが冷却されます。エンジンが冷却されると、また関を止めるという具合です。これを繰り返す重要な役割という訳ですね。
最後に診断機を繋ぎ最終確認作業をいたしますが、オートスペースエムでは時間の長さにかかわらず、このような診断機作業を実施する場合は必ず外部より安定電源を確保したうえで行っております。 エンジンコンピュータは細かな電圧変化を見ていますので診断中によるコンピューターへのダメージによりECU(エンジンコンピュータ)破損などのトラブルを防止するためです。
また長時間の診断はエンジンを掛けずに実施するためバッテリーにも負荷がかかります。ご安心してお任せください。
点検及び、車両整備ありがとうございました。今後もオートスペースエムをどうぞよろしくお願いいたします。エンジンオイル交換・日常点検から整備板金塗装まで幅広く承ります!
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