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整備事例

弊社のメンテナンス事例

BMW F10 5シリーズ エンジン異音 エンジン載せ替え

ご利用ありがとうございます。
BMW5シリーズ F10の作業風景です。
先日お客様よりエンジンの異音がするとのことでお車ご入庫いただきました。
確かにお預かりし、エンジン始動してみるとカラカラというよりはカタカタと大き目な
音がしております。エンジン本体のような気はしますがその他の原因を考えられる部分としてひとつづつ消去していきます・・・・
ベルトを外して補器類の異音かチェックします。そうしてエンジン本体のみの駆動で音が出ているかチェックします。
どうやらエンジンの本体から異音が出ているようです。
次にエンジン本体を下ろさずに点検できる部分見ていきます。エンジンヘッドカバー取り外し・・・エンジンオイル(鉄粉などは大きく付着していません)
色々と点検し(ここまででも点検に2.3時間要しました)本体の問題と結論いたしました。
修理方法をお客様と協議し、今回は中古エンジンの良いものが見つかったので載せ替えさせていただくメニューとなりました。 ありがとうございます。

エンジンを下す作業はとても時間がかかる作業となりますし、気を遣う作業です。
経過年数によってボルトが固着していたり、ハーネスが痛んで強く引っ張ると割れや切れなどして余分な作業や部品がかかる可能性もありますので慎重に進めていきます。
テスターに手順書が出てきますのでそれに沿って進めますが、取り掛かるのに一番最初になるのが、今から取り掛かるという覚悟です^^

下回りの準備を進めていきます。↑の写真はアンダーカバー・プロペラシャフト・マフラーを外したところです。
次に取り掛かるのがミッション(オートマ)本体の取り外しです。
エンジン載せ替え作業の中でエンジン以外に取り外す部品の中では2番目に大きな部品になりますね。

↑ミッション本体がおりました。
ここまではまだスムーズにいっております。オートマのオイルも抜き替えが必要ですので
のちほどくみ上げた際にはワコーズのプレミアムスペックで入れ替え予定です。
作業が完了すればオートマの調子も良くなったと感じていただけるはずです!^^

↓こちらはエンジンのパワーをミッションへ伝達するトルクコンバーターです。
次々に取り外していきます。

次にエンジンルーム内配線・ハーネスなどを切り離し、車体とエンジンをマウントしているまさにマウントを外していきます。
この時にエンジンを吊るためのクレーンも準備していきます!
エンジンクレーンは出番は少ないもののないと不便ですね・・・^^

エンジンを分離することができました!
でもここはまだ折り返し地点ではございません。
下したエンジンの補器類を乗せ換えるエンジンへ移し替えてゆく作業が必要です。
ひとまず降りたら安心ですね・・・

エンジンがなくなった車はこんな感じです。
重量もかなり軽くなっているはずです!
もうしばらくで載せ替え完了しお客様へ納車できる日が来ると思いますが
お待ちください。
丁寧な作業を心がけて行っております。
ありがとうございました。

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